ハイパーマッスルエンジニア

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(去年)兄貴とシンガポールへ行った話

2024/11/14~17の2泊3日のシンガポール旅。目的はカジノと自動運転などの最先端のITを体験しに。

Notionを整理していたら感想がまとまってたので、思い出として記事にも残しておこうと思う。

1日目

出国

午前4時30分に起きて5:14発の電車で成田空港へ。意外に眠くなくスッと起きれた。前日は0時ぐらいに寝たのに。

搭乗券発行に少し迷うものの、トラブルなく発券完了。人は全然いなかった。

飛行機の3列シートの端に座っていたインドネシア人の女性と話をした。名前はアデリア。コスプレイヤーで、Instagramのフォロワーは約7000人。8歳のときには一人で日本に1か月滞在したこともあるという、なかなかユニークな人だった。クッキーを分けてもらったのがきっかけで、会話が始まった。

聞き取りやすい英語で大体何を言っているかはわかったが、質問や言いたかった言葉がなかなか出てこなくて少しもどかしかった。 アデリアさんとの交流のおかげで、シンガポールに着く前に英語の練習ができたのが良かった、感謝である。

こういう予想外の出会いこそ旅の醍醐味。また、もし俺が50歳ぐらいだったらクッキー貰えてなかっただろうなと、若いというのはこういう特権もあるのだなと何となく思ったりした。

飛行機は1時間遅れで日本を出発。15:30に到着予定だったが、着いたのは17時前ぐらいだった。

ホテル

チャンギ空港到着後、暑さを感じたので空港のトイレで半袖に着替えた。外は34℃。

空港内のフードコートでチャーハンを食べた。美味い。$8。兄貴が買ったベトナム系のラーメンは口に合わなかった。

空港から電車でホテルがあるカトン地区まで。乗り換えが1回あったが特に迷うことなくいけた。改札はクレカで行ける噂を聞いていたが初めは緊張したが、本当にいけた。

ホテルに到着後、受付の方との雑談で「新しい日本の首相についてどう思いますか?」という質問を受けた。あくまでジョーク雑談の1つだったが、シンガポールにまであの寝てる動画が出回っているのか、と少し衝撃だった。

ホテルは2人で1室借りて¥12,000。普通に綺麗で周辺にコンビニやスーパー、カフェなどもありめちゃくちゃ良かった。部屋の画像を見て兄貴は「いや絶対ここラブホだって!多分男二人だとあかんて!」と喚いていたが全然普通のホテルだった。

この日はホテル周辺を探索、コンビニやスーパーで物価の違いを堪能しつつ、屋台のチキンなどを食べて就寝した。

おまけ:罰金について

兄貴が罰金について気にしていたが、特に問題はなかった。横断歩道がないところで横切ってはいけない、ゴミを捨ててはいけないなど、日本よりも厳しいのではと心配していたが、全然道路横切ってOKだった。ポイ捨てをしている人はいなかったが、道路に普通にゴミが捨ててあったり、灰皿のないところでタバコを吸っている人もいた。あとゴミ箱も至る所にあったりした。

2日目

カトン地区

カトン地区の雑貨を買うために海の方へ歩いて行った。ホテルのすぐ近くのオーナメントを売っているお店がかなり良かった。3日間を通じてこの店が一番個人店の雰囲気があり、満足度の高いお店だった。他のお店は既製品が多く、ここでしか買えないというものはあまりなかったため、このカトン地区の雑貨屋を見つけられてかなり良かった。

海までの道のりが結構遠回りで行ってしまい、かなり疲れた。帰りはGoogleMapで適切な道をいけて全然疲れなかった。海の近くで初めてマックを見つけた。昼マックが$6ぐらいで、他もべらぼうに高いという感じではなかった。マックスでも$12ぐらいだったかな。

この海沿いの公園は非常に気持ちが良くて、毎日の散歩に最高だなと思った一方で、移住したいなとは思わなかった。これは今回の旅の大きな発見だった。 1%ぐらい移住の下見も兼ねての旅だったのだが、ここに住みたいとは不思議と思わなかった。ここでゆっくりしたいほど、今はストレスを感じていないのだなと気づいた。

ブギス

お土産がたくさんありそうなブギスストリートへ。名古屋の大須みたいなところで、めちゃくちゃ人がいた。修学旅行(中学・高校)で来ると楽しそうな場所だった。基本的に品物はチープなものなので、大人が行くとあまり楽しめないかなーと思った。

マリーナベイサンズ

ホテルへ。Bayfront駅からホテルに行くのにちょっと迷った。結局外の信号から行ったが、B1から直でいけた。疲れがピークの中、VIP用のチェックインに行ってしまったり、受付の英語ぜんぜん聞き取れんかったりで結構大変だった。

二人で一泊¥98,000だったが部屋は普通だった。綺麗だが、特段広いわけでもなく、ミニバーにお酒があるわけでもなく、ちょっと綺麗なビジネスホテルぐらい。日本だったら2,3万円ぐらいの感覚。

57階のインフィニティプールにも行った。着替える場所が全然わからなくて、今もわかっていない。トイレがあったのでそこで着替えたが、おそらくだがそもそも着替えるところはなく、みんな部屋で着替えてそのまま直でエレベーターに乗ってくるのだと思われる。ベイサンズのエレベーターは1-34階、35-57階で分かれていて、34階以上の部屋の人は直でプールに行ける。逆に1-34階以内の部屋の人は、一回ロビーに行ってエレベータを乗り換えないといけないので、直で行くのは厳しい。 プールの景色は思っていたよりも良かった。昼と夜どちらも行ったがどっちも良い。宿泊者限定なのでそこまで混んではいなかったが、ベンチはほぼ埋まっていて4個ぐらい空いている感じだった。

カジノ

今回の大目的のカジノである。結論から言うとめちゃくちゃ良い学び・体験だった。

  • クレカでチップは買えるが、現金の方がいい。ナンバーレスカードは番号がわからないと詰む。アプリで確認できるが、三井住友のナンバーレスは確認のためにSMS認証が走るので、SMSメッセージが受け取れないと詰む。事前にログインしておいても、シンガポールでログインしようとするとSMS認証が走るので、SMS通知を受け取れるように設定するしかない。あとで調べて知ったが、ローミングをONにすれば特に金はかからず通知を受け取ることができたっぽい。
  • スロットに現金入れて、やめると紙が出てきて、それを現金化できる。1つずつわかることが増えていく感覚がめちゃくちゃ良かった。
  • 兄貴がキャッシャーで店員にキレられたらしく笑った。兄貴が英語が全然分からず、クレカを挿すなと言われているのに挿してしまったり、挿せと言われているのに何もしなかったりしたらしい。笑 「最後はthank youって言われたのでまあ良かったけど」と言っていたがだいぶ萎えてた。
  • ルーレットは3種類の賭け方がある。キャッシュに変えられるチップ、そのテーブルでしか使えないチップ、現金の3種類。色でかけるところは5倍の25ドルが必要なのも知らなかった。
  • 服はそこまで気にしなくていい。普通に半袖のTシャツの人もいた。
  • 明るいゲーセンって感じ
  • テーブルの台数がめちゃくちゃ多かった。ワンフロアだけでも100個以上のテーブルがあり、想像以上の広さだった。
  • 喫煙もOK、ドリンクバーもある
  • 基本的にルールは書かれていないので、やりながら学んでいくしかない

Night Club

クラブに行くつもりだったがカジノで体力使い果たして断念。でもめちゃくちゃ人いた。シンガポール中の人間が全員集まってた。

3日目

大目的のカジノも堪能でき、帰国日でもう特にやることはなかった。適当に街をぶらつき、スコールのような大雨に見舞われたり、ユニクロで正社員の給料を見るなどした。いくらだったか覚えていないが、日本の1.5倍ぐらいだった気がする。2、3倍ぐらいを想像していたので拍子抜けした覚えがある。

昼ごろの飛行機に乗って帰った。
兄貴が腹を壊して飛行機で一睡もできなくて苦しかったらしい。俺はぐっすり眠った。

終わり

あれからもう1年経つ。シンガポールから帰国する時はもう旅はいいかななど思っていたが、こうして見返してみるとやっぱり良い思い出になってるし、また行きたいね。DIE WITH ZEROの「思い出の配当は複利で返ってくる」はマジだよな。月日が経つにつれ実感する。

あと海外じゃないけど、今年は兄貴と万博に行った。これもまた来年ぐらいに記事にしよう。

そういえば自動運転とか最先端のITを感じられるところはなかったが、俺が想像していたのはドバイだった。今度はドバイに行ってみたい。